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2006.06.17 Sat
『グッドナイト&グッドラック』-BOOK
グッドナイト&グッドラック
グッドナイト&グッドラック東 理夫 Clooney George Grant Heslov

早川書房 2006-04
売り上げランキング : 18998

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テレビというメディアが産声を上げたばかりの1950年代アメリカ。ソビエトとの東西冷戦の緊張が高まり、国民はマッカーシー上院議員による“赤狩り”の恐怖に怯えながら暮らしていた。罪のない人々が「赤(共産党と関係のある人)」と見なされ、生活が不当に踏みにじられているにもかかわらず、暴挙を大統領でさえ止めることができない時代だった。
そこに敢然と立ち上がったニュースキャスターがいた。エド・マローと若き記者たちだった。

もう少しがっつりと四つに組んで戦った姿を描くストーリーなのかとかってにイメージしていた。
だけど、実際はある番組で行われたインタビュー対談での言葉を中心に淡々と進められていく話だったのにちょっとびっくりしていた。
こういう描き方もあるんだと関心。
どうしても二つの力がぶつかるところを書こうと思うと熱くなりすぎるのが一般的。
この作品は淡々と冷静に相手の言葉を引き出すことで、言葉に潜む矛盾や、嘘や欺瞞を
浮き彫りにさせて、聴衆にその言葉の意味を考えさせるという静かな戦いを見せてくれた。
これは今のアメリカのイラクに対する姿勢とは対極にあるやり方。
言葉やテレビの持つ威力を最大限に利用した方法だったんだと思う。

だけど、今、メディアはそれほどの独立性を持っていると感じられないものに育ってきた。
何らかの意図をもって伝えられているニュース。
真実をゆがめる不用意なコメントがあふれている。
ジャーナリズムのあるべき姿を問う作品にもなっているような気がした。

残念ながら映画は見逃してしまったので、DVDになったら借りるか、買うかで必ず
見ようと思っている作品です。
紹介してくれた友人に感謝です。
 15:51:56   comment:0   trackback:0   [MyFavarite-Book/Comic]












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