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2010.06.30 Wed
■4度目のW杯、そして夢へ続く。
私は何を隠そうキャプテン翼世代だ。
自分は、サッカーをやらないけど、なぜ か、代表の試合はよく見ている。
ルールもそれなりに分かる。
変に愛国主義者なので、日本を背負っているという人たちを無条件 に応援したくなる、
そういう血が自分の中に流れているような気がする。

ドーハの悲劇。

1993 年10月。
まだ、自分が何者になるのかさっぱりわからなかった。
だけど、何か熱いものにかけたかったのだろうと思う。
テレビにかじりついていた。
その手からワールドカップ出場が遠のいた瞬間、言葉が出なかった。
詰めが甘いとだめだと思ったことを思い出す。

ジョホールバルの歓喜

1997年11月。
出張先の宇都宮のホテルで一人で手に汗を握り、大声を出しそうになりながら応援した。
勝った瞬間、友達に電話しまくった。
なかなか電話がつながらなかったことを覚えている。
そろそろ自分の仕事が面白くなり始めたこ ろだった。
何かを手に入れることとそうでないことはとても違うけれど、
それを手に入れることができるとき、ほんの紙一重なん だと思っていた。
運も実力のうち。

日韓共催ワールドカップ。

2002年。
友達と一緒に自宅で大騒ぎしながら応援した。
ひとつでも多く勝って欲しかった。
必死で応援しようと休んだ、トルコ戦にあっさり負けて、夢は砕けた。
韓国という国の底力とか、粘り強さとか、ハングリー精神に驚かされた。
私たちはやっぱり肉食系ではないと、 そう感じていた。
欲しいものは死ぬ気で手に入れなければならないと、実感した。

無観客試合のドイツ杯。

2005年6月。
観客のいない試合で手に入れたドイツへの切符。
だけど、まったくその後、勝つ気がしなかった。
素材が よくても、生かし方が問題なのかもしれないと思った。
ジーコで勝てなかったのは、残念だった。
私はジーコが好きだった。
だけど、日本人はジーコが望んだもののすべては持っていなかったのだと思う。

2009年6月6日。

また、新しい歴史の扉を開けて、日本代表は4度目のワールドカップ出場を決めた。
正直、俊輔くらいしか名前と顔が一致しない。
私自身 も一時期のような熱は冷めてしまったのだと思う。
睡魔と闘いながら、決定的な瞬間を見ていた。
勝つことが当たり前になること、がどれほど大変か、違う角度から気づく年にもなった。

16年。

とてもとても長い時間をかけて,日本代表という組織も育ってきたような気がする。
ワールドカップのベスト4はとても高い目標だと思うけれど、それに向かって努力することで、
必ず手に入れられるものがあると思う。
夢は実現するためにあるのだと、彼らを見ていると思い出す。
諦めたときにすべては終わるのだと。

2010年は忙しい。

南アフリカにはいけないけれど、きっと、必死でテレビを見ると思うし、
その前にはバンクーバーへ思いを馳せているに違いない。

【追記 プレトリアの死闘 2010年6月】

日本代表の冒険は決勝リーグ1戦目で終わった。
0勝3敗、グループリーグ敗退という前評判を覆す結果。
ベスト4を目指すにはまだ、足らないものがあったのかもしれない。

だけど真夜中の日本の瞬間最大視聴率は60%を超えたらしい。
それだけの人がこのシーンを注視し続けたのだろう。
見ているだけでも胃が痛くなるような試合。
「死闘」と呼ばれるにふさわしい戦いだったのかもしれない。
そして、PKでサッカーの神様は日本代表には微笑みかけなかった。

なぜか、見届けた私には悲壮感はなかった。
興奮と、爽快感がそこにあった。
日本代表が16年という時間を経て何か一つの形を残したような、
そんな気分になったからかもしれない。


私はこのチームからいろんなことを学んだ。
指揮官としての姿勢。
チームとしてのシナジー。
諦めないこと。

一番の収穫はまた、サッカーを見に行きたいという気持ちになったこと。
不思議な感じだった。


そして、振り返ると、行ったり来たりしながら、着実に前に進んでいることが分かる。
2014年にブラジルで迎える20回記念大会に、日本が次の歴史を作ってくれることを信じて応援しよう。
まだまだ、これからだ。

諦めるのにはまだ早すぎる。
そして、私が生きている間に、一度でいいから、日本が優勝するところを見てみたい。

※本記事は2009年岡田ジャパンがワールドカップ出場を決めたときに書いたものに、
昨日の結果を受けて追記したものです。
 22:28:21   comment:0   trackback:0   [Works-つれづれ]












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